ぬるま湯やっほー

アプリ作って生活しようと思ってます。

それぞれの断崖 第4話を見て思ったこと

https://girlschannel.net/topics/2305172/girlschannel.net

ネタバレを含むので注意です。

2019年版の「それぞれの断崖」の感想です。FODで妻と一緒に第4話まで見たんですが、ここで主人公の被害者の父親志方恭一郎と、加害者の母親八巻はつみの不倫が始めるんですが、この辺りで妻が「なにこれキモい!」と言って見るのを辞めてしまいました。一方僕の方は最高に面白いと思ったので続きを見たいのですが、見るときは妻と一緒に見たいので違うドラマに切り替わりそうです。

何がキモいのか

自分の息子を殺した相手の母親と不倫関係になってしまうことですよね。そもそもまず一番大事なのは相手に謝罪させることではく、残された家族、妻や娘のフォローに走るべきだろうという話です。これは相手も同じです。案の定加害者の方は息子に、男が出来たことを悟られはげしく糾弾されます。確かに親目線で見るとそうですよね。でもね。

2人とも親ではなく男と女だった

4話までしか見てませんが僕の見解では、恭一郎は「仕事に生きる男」であり、はつみは「男に生きる女」だったんです。そして問題が発生してから、子育て自分のあり方について悩み始めます。それと同時に今まで家族のことをほったらかしにしたことに対して深く反省し、傷を負いました。同時に居場所を失って行きます。被害者の親と加害者の親ではありますが、実は2人の立ち位置は非常に似ているんです。

傷を舐め合う2人

不倫に至るときですが、恭一郎が「もしも息子が更正しなかったらどうする?」とはつみに問います。はつみは「息子を殺して私も死にます。」と答えます。そして恭一郎が「1人にはさせない!」と言って強く抱きしめるわけですが、これって情とか欲に溺れたわけじゃないんです。ただ孤独なんです。孤独同士の唯一の共感者だったんです。だから恭一郎は恐怖したんですよ。もしもはつみが居なくなったら本当に自分は孤独になってしまい自分の居場所を完全に失ってしまうと。だから「1人にはさせない!」っていうのは建前で、本音は「俺を1人にしないでくれ!!!」ってことだと思うんですよね。

自分の居場所がない人間が誰かの居場所を作ることは出来ない

前にも書きましたが、自分に居場所がない人が誰かの居場所になることは非常に難しいのです。

blog.nurumayu.app

しかし、支えてもらうには理解してもらわなければなりません。2人の理解者は2人しかいないんです。だから2人はフラフラのまま2人で落ちて行くんでしょうね。負の共依存です。5話以降はまた見るタイミングが出たら見ますが、なんとなく2人はどんどん2人だけになって最終的にバッドエンドな気がしますね(2人的にはハッピーかも知れませんが。)。